こんにちは。
お正月休みの最後の日なので、ちょっとだけ Tech っぽい記事を書いてみたくなりましたw
でも、Azure Advisor かよって言われちゃいそうだけど、やっぱこの子結構大切だと思うんすよね。
無料で使えるツールですので、この記事を見た方は一度はポータルから開いてみてあげてください。
サービスのリタイアを確認する
これだけは Advisor を確認して見て頂きたいです。
Azure を利用している方達からはサービスリタイアなんかするなって言われそうな気もしますが、現実的にサービスのリタイアは起きます。
基本的に MS からは、サービスリタイア時は別サービスにマイグレーションするために十分であろう期間をあけて事前に告知していると思います。
ただ、例えば 1 年前にアナウンスしたとしても、このアナウンスを見逃したために、対応するのがギリギリになってしまうっていうことも少なくないのかなって気がします。
これもったいなくないっすか?
Azure Advisor Workbooks にサービスの廃止(プレビュー)ってあるんですけど、
これ開くと、計画されているサービスの廃止の一覧と該当するリソースの一覧が表示されます。
基本的には、Azure Update で追っておきながら、こちらの Workbook で廃止日に向けて計画を立ててやり忘れがないことを確認していくみたいな使い分けかなって思います。
プレビューってついてるけど大丈夫かって聞かれますが、特に何か問題が起きたってのは聞いたことないです。先に書きましたが、Azure Update で情報収集しつつ、廃止日に向けて計画を立てるというような使い方をしていれば、問題が起きることはないと思います。
サービス廃止をいち早く知りたい方は、Azure Upate のサイトで、Retirements で検索して見てください。
Advisor スコア
Advisor スコアのところはこんな感じで、スコアがつけられます。
Azure Advisor は基本的には、Azure Well-Architected Framework に基づき、コスト、セキュリティ、信頼性、オペレーショナルエクセレンス、パフォーマンスの 5 つの柱で評価をして、それらのスコアから Advisor スコアが算出されます。
ちなみに、上記のスクショの環境はこのブログを動かしている App Service とかしか動いてない環境なのでシンプルな環境なので指摘事項は少なくスコアはいいです。
オペレーショナルエクセレンスはスコアが83%ですが、指摘事項が0なのは、今は CDN のクラシックを使っているんですがリタイアが決まっているので 2027 年までに Azure ForntDoor Service に移行しなさいという指摘をされているのですが、今すぐ対応しなくてもいいやって思ってるので、「後で」を選んで一時的に指摘事項から外しているので、スコアは 100 じゃないけど指摘事項は 0 という状態になっています。
また、Defender for Cloud をちゃんと使っていない環境であるため、セキュリティのスコアは低くなってます。
Advisor スコアの大切なところは、別にテストとかではないので、スコアが高くなきゃいけないってわけじゃないってことです。
推奨値にどれだけ近いかってスコアなので、スコアの高い低いはあまり関係ないです。
ただ、指摘事項については確認して、対応するしないを決めたほうがいいと思います。
何もしないのが一番良くないです。
あと、Azure って色々新機能が出てきたりもするじゃないですか?なので、推奨値も変わるんですよね。
なので、定期的にチェックして気付かないうちに意図してない構成になってないことを確認をしていくほうがいいです。
定期的に、レコメンドしてくれる「推奨事項ダイジェスト」って機能もありますが、これ使わなくてもチーム MTG とかでみんなで定期的に確認するとかでもいいとは思います。
まとめ
ってことで、久々に Azure のこと書いたんですが、そんなに Tech な話ではなかったっすねーw
ただ、やっぱりパブリッククラウドのサービスを使っておいて作りっぱなしってやっぱり危険だと思います。
よくありがちなのが、もう使ってないサービスを動かしっぱにしていて放置されて課金がされてしまうというのはもったいないと思います。(自分も検証環境で動かしっぱってことちょいちょいありますが)
ちなみにこれは、「コスト」のところで指摘されます。
こういう気づいてないところをフォローしてくれるちょっとおせっかいな Azure Advisor くんをたまに見てあげてくださいね〜。
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