Microsoft Ignite 2022 Opening Session

Microsoft

こんにちは。

今年も、Microsoft Ignite の季節がやってきました。

ってことで、Opening Session についてまとめてみました。

 

ちなみに、Keynote はYotube で見ることができるので、お時間あるときにご覧ください。

 

また、Microsoft Ignite でリリースされた情報は、Book of News でみることができます。

Microsoft Ignite 2022 Book of News
The Microsoft Ignite Book of News is your guide to key news items that we are announcing at Microsoft Ignite.

 

セッションの概要

スピーカーは、いつも通り、CEO の Satya Nadella

 

今回のイベントのテーマは「Doing more with less」

「より多くのこと、より少ない労力で行う」ってことですね。

元々、「empower everyperson and every organization on the planet to achieve more」を掲げている企業ではあるので、IT 企業だけではなく、一般的な企業のみなさんの生産性にも、Microsoft のテクノロジーは貢献できるはずです。

 

今回のセッションは、次の5つのサブテーマに沿って進んでいきます。

  1. Be data-driven and optimaize with Azure
  2. Deliver efficiency with automation and AI
  3. Innovate with a cloud developer platform
  4. Re-energize your workforce with Microsoft 365
  5. Protect everything,everyone,everywhere

 

1.Be data-driven and optimaize with Azure

まずは、われらの Azure!

Azure は、すべての組織とワークロードに信頼されたユビキタスコンピューティングのプラットフォームになったという文脈で、様々な Update がアナウンスされました。

まずは、高いパフォーマンスを発揮するストレージサービスがアナウンスされました。

 

機密性の高いデータを扱う取り組みとして、Azure Managed Confidential Consortium Framework がプレビューとなりました。

 

データ周りのサービスだと、Azure CosmosDB for PostgreSQL が出てきました。

 

2.Deliver efficiency with automation and AI

2つめは、自動かやAIを利用することによる効率化の話です。

この中で、Azure Container for PyTouch を提供するとアナウンスがありました。

PyTouch が何かがちょっとぼくはわかってないんですが、PyTouch が扱える最新の環境を Azure 上で提供するよってことっぽい。

 

Open AI のセクションでは、 Sam Altman との対談セッションで、その中で紹介されていた Codex のデモでは、「AI がプログラムを書いて誤りを指摘するとその内容を理解してプログラムを修正する」というものですごく面白かったのと同時に、このコードを書けるプログラマーってどれくらいいるんだろうって、ちょっと思っちゃいました。

これは、↓の動画の4:26あたりから見ることができます。

 

あとは、Microsoft Designer がアナウンスされました。

デザインとかで、自然文で求めたものを AI モデルが判断し、提案してくれるって感じかな。

 

3.Innovate with a cloud developer platform

3つ目は、開発者の開発環境のお話しです。

Microsoft Build で夏に GA がアナウンスされた、GitHub Copilot も多くの方にご利用いただいていますね。

GitHub Universe が、11/9-10 でサンフランシスコで開催されることも紹介されました。

 

PowerPlatform のところでは、スケッチブックに書いた絵がアプリとしてそのまま作られたり自然文でやりたいことを書くと Power Automate のフローが書かれたりと、ちょっと夢が広がるデモが見れました。

 

AI Builder が Power Platform の機能拡充に貢献しているらしいです。

また、Microsoft Syntax のアナウンスもありました。

この辺は、あまり触れてないから、人に説明できるくらい触ってみたい気がします。。。

 

 4.Re-energize your workforce with Microsoft 365

4番目は、すごくざっくりまとめちゃうと「働き方」の話かな。

世界的にコロナ渦になり、自宅での仕事がメインになった人も少なくないと思います。

対面で話してコミュニケーションをすることの素晴らしさを感じた人はとても多く、逆にそれができないことで、気持ちが下がった人も少なくない時期だったと思います。

そして、コロナ渦があけてリモートとオフラインのハイブリッドのコミュニケーションが必要とされるフェーズに変わっていく中で、「どのように生産性の高いコミュニケーションを行うか」というのが、テーマのセクションだったと思いまます。

 

その中で、Microsoft の製品だと、Microsoft Teams が主軸となるサービスですがこの1年間で450以上の Update があったらしい。。。すごいペースっすね。

Microsoft Teams Premium もアナウンスされました。Teams 会議のロビーのカスタマイズとかできるんだっけかな。。。

 

Microsoft Teams Apps もとても増えていて 1,600 以上のアプリがストアに公開されているみたい。PC だけじゃなくてモバイルアプリの Microsoft Teams の上でも動くので展開がすごく楽ですよね。

 

Microsoft Teams Room は、オンライン/オフラインの人で会議するときの、オフライン側の会議室のソリューションなのかな~?その中で、Cisco社 も認定パートナーになったことのアナウンスがありデバイスの拡充がより早くなるのかなって感じですね。

 

Microsoft Teams のイマーシブルミーティングを Meta Quest でも行えるようになることのアナウンスもありました。(多分、この文章理解できる人少ないと思うので、リンク先の記事をごらんください。)

で、Microsoft Teams 上でメッシュアバターを作れることのプレビューのアナウンスもありました。

Microsoft Teams 上で、アバターとかがなんで必要なの?って思う人いると思うんですけど、ぼくの理解では、たばこ部屋会議の機会を Mesh 上で起こすことが生産性につながるからなんだと思います。

タバコ吸わないからわかんないよってことで、例えが悪いかもしれないですけど、会社に行くとたまたま出くわした前は同じ部署の同僚とかおしゃべりすることで気分転換もできるんですが、そこで普段入手しない情報を得て、自分の仕事に活かせるみたいなことあるじゃないですか。

これを、Mesh 上でやる機会を創出するために、アバターが出てくるんだと思ってます。

 

で、この文脈で、Microsoft Places の話につながるんだと思います。

 

あとは、異なるデバイス間でのシームレスな働き方として、Microsoft Edge や、Windows 11 , WIndows 365 の話ですね。

  • Microsodft Edge Workspaces
    ざっくりいうと、タブやお気に入りを他の人と共有することができる機能
  • Microsoft Defender SmartScreen
    フィッシングやマルウェアの Web サイトやアプリケーションからユーザーを保護し、悪意があると考えられるファイルのダウンロードを防ぎます。
  • Windows 365 App
  • Windows 365 Government
  • WIndows 365 for shift work
    (Windows 365 のはちょっとわからないので、後からわかったら追記します。)

 

 5.Protect everything,everyone,everywhere

最後はとっても大切セキュリティの話です。

 

 

 

まとめ

ということで、とっても盛沢山なオープニングセッションでした。

50分の中に詰め込みすぎですよね。

でも、今回のイベントだけでも、100を超えるアップデートがあるということでした。

このアップデートが正しく伝わって、みなさんの生産性向上につながることを祈ります。

 

ちなみに、会場はこんな感じだったみたいです。EXPO会場なのかな?

 

コロナ渦になって以来、MS のワールドワイドイベントは全てオンラインになりましたが、今回の MS Ignite はシアトルで開催され、また日本では六本木ミッドタウンでサテライト開催もあり、オンラインとオフラインのハイブリッド開催となりました。

 

オフラインのコミュニケーションができるのはやはり嬉しいものですね。

 

今後、ハイブリッド開催が主流になって行くんだろうなって感じるのですが、日本からも現地での参加者が増えて行くといいなぁ〜って思いました。

 

余談ですが、コロナ渦になる前の MS Ignite は現地参加をしましたよ。

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