こんにちは。
たまには IT 的なことを書いてみます。
以前より知ってはいたのですが、海外の事例で、
AED をドローンで現地まで飛ばして、蘇生を素早く行う事例です。
ひとまず、その効果は動画をみちゃってください。
ちょっと近未来的ですよね。
ドローンで AED 送るとどんなことができるの?
ドローンで AED を送るところだけがクローズアップされてますが、これを利用する場合は、
- 要救護者を誰かが発見して、電話で119する
- 119要請で、消防署から AED ドローンを飛ばす
それと同時に、救急車が現地に向かう - AED ドローンが現地について、発見者が AED の操作で蘇生する
- 救急車が現地について、要介護者をピックアップする
こんな流れになるはずです。
つまり、発見者と消防署は音声がつながった状態であるので、AED の操作の指示は消防署からもできるはず。
でも、発見者は誤った操作をしていないかちょっと不安かもしれませんね。
ということで、ドローンにはカメラが搭載されていて、その映像を消防署は確認できる状態にあると思います。
AED などの蘇生を図る場合、発見者が男性、要介護者が女性の場合、あとからハラスメントで訴えられるリスクがよぎり、蘇生ができないケースもありますが、ドローンの映像が証拠になりますので、このリスクからも回避されます。
とても素晴らしいと思いますし、少しでも早く救えるはずの命を増やしてほしいですね。
きっと、大規模災害時にも効果があると思います。
まとめ
この事例で素晴らしいのが、自律飛行だってことなんです。
じゃないと、このスピードは出せません。
日本のテレビで色々と話題になるのは、ドローンを使って有人でコントロールして人がいけないところに行くパターンが多いですが、これだと遅すぎますし、そもそも、ドローンをコントロールする技術が必要となってしまい、全国の消防署に配置することはできません。
それに、多分これが必要な場所は、過疎地域で高年齢化が進んでいる人口密度が低いところだと思います。
そのようなところに、ドローンを秒単位のタイムアタックをかけて飛ばせる技術者がいるとは思えないんですよね。
ドローンを飛ばすのは、航空法の制限もありますし、そもそも、日本国内でドローンを飛ばすっていうと、嫌悪する人も少なくないと思います。
もっと多くの人に、このような事例が伝わるといいんだけどな。。。
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