こんにちは。
10日くらい前に起きた、Facebook からの情報流出事件をご存知の方も多いことでしょう。
なんせ流出した人数が、8700 万人ですから。
ちなみに、Facebook のユーザ数は 21 億ユーザらしいので、全体の 4% 程度ってことになります。
数字だけ見てしまうとなんかすごく多そうだし、
そんなに流出するなんて怖いって思う方も少なくないと思います。
ネットのコメントを見ていても、
- 流出したらまずい情報をネットに置くのが間違っている
- 今すぐに公開範囲を「自分」だけにしよう
など、SNS を使う上での制限的な対処方法を紹介している記事も少なくありません。
でもね。
まず、何が起きたかってことをちゃんと知って、
それからどこまで何をするのかを考えてもいいと思います。
起きたことの概要とその被害
Facebook の情報流出には、Facebook 上で公開されているユーザのアプリが関係しています。
「This is My Digital Life」という性格診断アプリです。
このアプリを利用する際に、ユーザはアプリが自分のFacebookのアカウントの情報にアクセスすることに「同意」します。
アクセスされた情報をアプリ側で情報収集をしていたんですね。
そして、その情報をアプリ制作者が、
イギリスの選挙コンサルティング会社Cambridge Analytica に
集めた情報を売ってしまったんです。
ちなみに、集めた情報を売るのは、Facebook 上でも規約違反です。
自分の情報が流出しているかの確認方法
Facebook ユーザの人が本件で一番気になることは、
自分の個人情報がもれてるのか否か。
それを簡単に確かめる方法があります。
下記の URL を開いてみるだけです。
ちなみに、私はこんな感じで流出していませんでした。
みなさんも、是非確認してみてください。
まとめ
今回のケースでは、アプリ制作者が規約を違反して情報を売ってしまった
という、悪意があったことに起因します。
ですが、それと同時に、今回のように悪意を持った制作者がいたら、
防ぐことはできないってことでもあります。
では、ユーザとしてはどうやって防ぐべきかっていうと、
SNS をやめましょうとは、ちょっと後ろ向きだと思います。
やるべきことは、アプリが情報にアクセスするときには今回のようなケースがあることを認識して、
怪しいアプリを使わない
ってのが、一番大切だと思います。
また、ちょっと遊びで使ったアプリは、
すぐに削除するなどもいいかもしれません。
是非一度連携アプリを見直して、
不要なものは削除しましょう。
確認は、Facebook の「設定」→「アプリとウェブサイト」 でできます。
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