こんにちは。
今回は、Twitter を使う場合の検索コマンドのメモです。
これを知っておくと、Microsoft Flow や Microsoft Azure Logic Apps で、Twitter コネクタを使う際に、とても便利です。
今回の記事のモチベーション
今回の記事を書くきっかけとなったのは、Twitter から Microsoft Azure を使っている人って見つけられないかなーって思ったんですよね。
12月は、Advent Calender などでブログを書いた人も多かったと思いまして、Microsoft MVP 以外の方でも、記事を書いた人がいると思います。そのような方々とコミュニケーションを図れればって思いまして、Twitter から探そうって思ったんです。
コードを書いて、Twitter をさらって、ブログ記事があったらリツイとかが理想的ではあるのですが、まずは、その効果を測る上で手早く効果をみるために、Flow を使ってささっとやってしまおうと思いました。
Twitter の検索コマンド
ひとまず、Azure で検索したら、とても多くのノイズとなるデータが多く含まれていたんですよね。。。
プログラムを書いて、ツイートテキストからノイズを抜いていって精度を高めていくってのは全然できることだと思いますし、Flow でもできなくはないと思います。
でも、手早くを実現するんだったら、Twitter の検索コマンドでノイズの数を減らすでも、まずはいいかなって考えました。
で、調べた結果を忘備録として、ここに残します。
AND
数学の共通部分とか積集合ですね。Microsoft AND Azure でしたら、Microsoft と Azure の両方が入っているツイートが検索されます。
ちなみに、AND を小文字にしちゃうと検索文字として判断されてる感じっぽい。
OR
数学の和集合ですね。Microsoft OR Azure であれば、Microsoft もしくは、 Azure が入っているツイートが検索されまs。
ちなみに、OR を小文字にしちゃうと検索文字として判断されてるっぽい。
–
検索から除外する場合です。Microsoft -Azure であれば、Microsoft が入っていて、Azure が入っていないツイートが検索されます。
since / until:
期間を指定するときに使います。
ag0u3 since:2018-12-11 until:2018-12-28 だと、ag0u3 が入っているツイートで、2018/12/11~2018/12/27までのツイートが検索されます。
since で指定した日は含まれるけど、untilで指定した日は含まれないっぽいです。
時間まで指定することができて、2018-12-11_JST_15:00:00 みたいに指定すると、日本時間で検索することができます。JST を GMT に変えると世界標準時刻となります。
from:
ツイートを飛ばしているアカウントを指定できます。from:ag0u3 とか
to:
指定したアカウントにメンションされたツイートを検索できます。to:ag0u3 とか
filter:
フィルターですね。以下のように色々あります。
filter:images
filter:videos
filter:media
filter:news
filter:replies
filter:nativeretweets ← リツイでフィルター
filter:links
filter:verified ← 公式アカウントでフィルター
filter:hashtags ← ハッシュタグ有でフィルター
near: / within:
near は地名でそのそば、withinはnearからの距離です。ただ、位置情報が有効になってないと検索で引っかからないけど。
geocode:
場所を緯度/経度を検索することができます。緯度/経度は、Google Map あたりを使えばわかりますよね。
冬コミケの会場そばで飛ばされたツイートを検索したかったら、geocode:35.629925,139.794220,0.5km とかですけど、これも位置情報が有効になってないと検索には引っかからないです。
include/exclude:
リプ/リツイを含む/含まないで、指定しないと include の動作になるので使うときは、 exclude だけになると思います。
include/exclude:replies
include/exclude:retweets
lang:
使っている言語を指定して検索できます。日本語を使っている人だけに絞りたっかったら lang:ja って感じっす。
min_retweets/min_replies/min_faves
指定数以上のリツイ、リプ、いいねのツイートを検索します。
Flowで使うときに条件式が一個へりますねー。
Microsoft Flow での利用例
今回は、Microsoft Flow のテンプレにある、「特定のツイートを検索して、Excelに保存」ってのを使ってみました。
作るのはとっても簡単で、こんな感じです。
これでしばらく時間を置くと、日本語で Azure の文字が含まれるツイートがどんどんたまっていきます。
将来的には、ひっかけてブログ記事があるのを、自動でリツイとかいいねしちゃいたいなって思いましたが。。。。
残念ながら今のところ Flow のTwitter コネクタには、リツイもいいねもないっすね。。Azure Logic Apps に移して、Azure Functions あたりで実装かなーとかおもいつつではあるのですが。。
まとめ
今回はノイズとなる情報が多すぎるとその先の展開が難しかったので、ひとまず Excel にためる作戦としました。
んで、結果ですが、まだノイズが多くて、もうちょっと検索で絞らないといけないかなーって感じています。
検索精度だけだったら、Twitter クライアントでもっと試してから決めればいいので、Flow まで作らなくってもよかったけど、色々学べてよかったかもです。
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