ファイルの書き込みでやたらと時間がかかる場合の対応方法(ウイルス対策ソフト)

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こんにちは。

Windows を使っていて写真や動画の編集をしているときに、処理がめちゃめちゃかかるってことがあった場合に、もしかしたら、ウイルス対策ソフトが影響しているのかもしれません。

今回は、ウイルス対策ソフトが影響している場合の対応方法についてまとめてみます。

 

ウイルス対策ソフトの動き

ウイルス対策ソフトは、主に以下の 2 つの動作をします。

  • リアルタイムでの、ウイルス検索
  • 指定時間でのウイルス検索

それぞれの動きは、次の項で説明しますが、どちらの機能も役割が違いますので有効にすることをおススメします。

 

リアルタイムのウイルス検索

リアルタイムのウイルス検索は、そのまんまですが、リアルタイムでファイルやデータを読み込んだり書き込んだりするタイミングでウイルス検索をします。

読み込みか、書き込みかはウイルス対策ソフトによって動作が違います。

 

書き込みでウイルス検索が動く場合は、例えばインターネット上からファイルをダウンロードしてきた時とかです。

PC から見ると最初にウイルスが入って来るタイミングのチェックポイントになります。

ここでウイルスチェックをするのは、ウイルスをPCの中に侵入させないという考え方で、水際対策です。

 

それにしたいして、読み込みでウイルス検索が動く場合は、そのファイルを開いたり、アプリケーションを実行するときになります。

ここでのウイルスチェックは、ウイルス活動を現行犯で逮捕するような感じですかね。

もしウイルスがPCの中に入り込んでも、ウイルスが動作するタイミングでウイルスチェックを入れるので、PCの中でウイルスの活動をさせないという考え方になります。

 

一見すると書き込みの方がいいと思うかもしれませんが、もし新種のウイルスで書き込まれたときにウイルス対策ソフトが対応できてない場合、読み込みでチェックが入らないと、せっかくお金をかけてウイルス対策ソフトをインストールしているのに、効果が出なかったってなってしまう場合があります。

 

指定時間のウイルス検索

指定時間のウイルス検索もそのまんまですが、指定された時間にウイルス検索をするものです。

考え方としては、新種のウイルスが PC の中に入り込んだ時に、まだウイルス対策ソフトが対応されてなくて検知することができなかった場合に、定期的にウイルス検索をすることで、ウイルス対策ソフトがそのウイルスに対応したら次回のスケジュール検索でウイルスを検知をできるようにするものって感じです。

この検索のときは、全領域に対してウイルス検索をするので、検索時間が長くなります。

その間、PC のリソースを使用するため、PC の動作は「重い」状態となります。

ですので、あまりリソースを使わない時間にやってしまいたいですね。

できれば寝てるときとかw

 

ウイルス対策ソフトが PC の動作に影響する理由

ウイルス対策ソフトの動作について、なんとなく理解できて来たと思いますが、なんで PC の動作に影響を与えるのかってところが一番大切ですよね。

 

って、なんらかの処理してるから影響するってことは、もうすでに皆さんにはご理解いただけていると思います。

ではその時に何を使用するかというと、CPU リソースを使用します。

 

ウイルス検索は、ファイルの読み込み or 書き込みのタイミングでウイルス検索を行うのでその際に CPU が消費されます。

但し、通常の場合は、複数のファイルを同時に読み込むことはできませんので、リアルタイム検索ではすぐに CPU は解放され、予約検索は全領域のチェックが終わるまで、CPU が連続して使用され続けるようになります。

 

では、リアルタイムでファイルが連続して書き込まれた場合どうなるでしょう?

 

答えは、全部のチェックが終わるまで CPU は利用され続けます。

 

ファイルが連続して読み書きされる場合の対応方法

ウイルス対策ソフトの推奨として、連続してファイルが読み書きされる場所は、検索を行わないというのがあります。

もちろん、検索しない場所を作るとセキュリティ上のリスクにはなりますが、それで本来処理すべきことができないならばそこは諦めましょうという考え方です。

たとえば、動画編集ソフトの出力先のフォルダを、検索除外にするというのが考えられます。

 

Windows 10 に最初から入っている、Windows Defender については、以下のサイトから検索除外の設定が記載されています。

Windows セキュリティに除外を追加する - Microsoft サポート
Windows セキュリティで、信頼できるファイル、ファイルの種類、またはプロセスを除外リストに追加することにより、これらに対する警告やブロックを回避する方法について説明します。

 

まとめ

検索除外をするくらいなら、いっそのことウイルス検索ソフトを止めてしまえばいいじゃないか?

って考える人もいるかもしれません。

 

これについては、オススメすることはできません。

 

先ほどの例でも、動画編集ソフトが正規のソフトウェアでウイルスを出力することがないことが前提であって、それが出力する場所だからウイルスが入り込む余地が少ないので検索除外にしてもいいという考え方をしています。

もし仮に、ウイルスソフトを止めてしまったら、安全ではない領域についても装備を外した状態になってしまうので、セキュリティリスクしかありません。

 

ですので、ウイルス対策ソフトを止めるのではなく、検索除外の設定をうまく使っていただきたいと思います。

あわせて、時刻指定のウイルス検索を必ず全領域をやって、1週間に1度はウイルスに侵入されていないという安心を確認して頂けるといいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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