MVP Reconnect になったよ

コミュニティ

こんにちは。

2022/1/30 をもちまして、MIcrosoft MVP (Microsoft Azure) 卒業して、MVP Reconnect になりました。

 

当然、MVP を卒業したのでMVP サイトからぼくの名前はなくなり、MVP Reconnect に名前が乗るようになりました。

Reconnect のプロフィールは、MVP のプロフィールの最後がそのまま受け継がれるらしい。。。

日本で、134 人が申請しているけど、アイコンが動物なのはぼくだけらしいw。

MVP Reconnect になってみて

MVP Reconnect は言ってしまえば、MVP の卒業証書みたいなもんかなって感覚ではあります。

まぁー、ちゃんと卒業できてよかったって思う部分もあるし、まぁー、MVP でなくなっただけじゃんって言われればその通りなのかなってところもあります。

 

ちなみに、MVP Reconnect になり、メダルを記念品として頂きました。

 

ただ、MVP になって、グローバルサミットに行ったり、その他にも MVP になったことで様々なことを体験したことが、ぼくにとっては一番の財産だと思います。

 

Microsoft MVP の思い出

Microsoft MVP の思い出を少しだけ振り返らせてください。

ただ、そもそも MVP とかコミュニティをご存じない方は、この辺の記事を読んでいただけるといいかと思います。

「Azure Rock Star」って何だ? 技術コミュニティと向き合うマイクロソフトの2人にじっくり聞いた
日本マイクロソフトでは、「Azure Rock Starプログラム」や「Microsoft MVPアワードプログラム」といった開発者の技術コミュニティ活動を支援するプログラムを提供している。それらを通じて、マイクロソフトは開発者とどう向き合...

 

Microsoft MVP を知るまで

「Microsoft MVP」という言葉を初めて聞いたのって、そういえばいつなんだろうってちょっと思ってみました。

 

TechEd Japan 2010

多分、初めて MVP の人と同じ空間にいたのは、2010 年の TechEd Japan の時だと思います。

この時は、「Microsoft MVP」って知らなかったです。

 

ただ、ライトニングトークをやってる会場を通りがかって、マイクロソフト製品好きな人なんだなぁーって思って通り過ぎた記憶があります。

あと、JAZUG のキックオフの船上パーティーもネットかなんかで知って、Azure(当時は、Windows Azure) って盛り上がってるんだなーって思って、ひとまず TechEd の会場内でやっていたハンズオンに申し込んだんですよね。

これが、Azure を最初に触った時でしたね。

 

そういえば、この時に、Microsoft Intune(当時は、Windows Intune)のセッションの Ask the Speaker で高添さんとお話して、それでコミュニティの存在を知ったんだよな~。

 

Windows Server Cloud Day

2012 年 4 月に Windows Developer Days ってイベントがあったんですよ。

この映像を見たとき、なんかめっちゃワクワクしたのを覚えてます。

その 1 月後の 5 月に Windows Server Cloud Day というイベントがあったんですよね。

このイベントの後に、会場近くで SCUGJ(System Center User Group Japan)のイベントもあって、そこに行きました。

多分、このイベントに行ったきっかけは高添さんに教えて頂いたんだよな~。

この時もまだ「Microsoft MVP」という言葉を知らなかったのですが、今でも現役 MVP をされている面々と、会場の端っこの方でネットワークの配線のきれいさを写真でみんなでみせあったことを覚えてます。

ネットワークの配線で盛り上がれるこの人たちは変態だよなぁー。。。。

 

CLR/H

2012 年の秋くらいから、北海道のユーザコミュニティの CLR/H に遊びに行くようになったんですよね。

このコミュニティも高添さんから教えていただいたんですよね。

多分、はじめて行った勉強会で、「Microsoft MVP」って初めて聞いたんだと思います。

で、会場に 3 人くらい 開発系のカテゴリーMVP がいて、すごく驚いたけど、当時は Windows Server <3 って感じだったのですごさがいまいちピンときてなかったんですよね。

 

その後、インフラ系カテゴリーの MVP の人達と SNS でつながって、「マヂ神!!」って思ってたら、12 月のCLR/Hのカソウ化デイに日本中の MVP と MS エバンジェリストがいっぱい来て、文字通り「変態集団」に遭遇したって感じでしたね。

 

MVP になったきっかけ

MVP には、JAZUG 札幌支部(きたあず)がなかったらなってなかっただろうなーって思います。

ってことなので、きたあずのことも含めて。

 

きたあず発足の経緯

たしか、2013 年の年末くらいに会社の先輩から Windows Server で障害でてて困ってるから助けてとか来たんですよね。

そんで、多分今だったら SR あげればいいじゃないっすかで終わらすんだろうけど、当時はそういうのも知らなかったんで状況聞いたんですよねー。

ほんで、聞いた話だけだと全然わかんなかったんで、ひとまずイベントログみたいっすねって言ってとってきてもらうことにしたんですけど、北海道の札幌から離れた場所だったんでログが採取できないとか言われたんですよね。

んで、めんどくさくなって、SNS で世の中のサーバが全部クラウドに行っちゃえばいいのにみたいなことをつぶやいたんですよ。

 

そしたら、MS の怖い人に、「クラウドに興味あるなら、今度札幌で、Azure のコミュニティの立ち上げするけど手伝わない?」って言われて、いいっすよって返事したんですよね。

声かけられたのが、娘が産まれたばかりで、まぢで時間が全然ないときだったんですよねー。。。。

なので、僕は 1 回目の会場に行くまでお手伝いのつもりだったのw

 

んで、気づいたらドライブすることになったって感じです。

 

MVPになったのは

きたあずを初めて半年くらいから、きたあずにも MVP ほしいよねって話題がではじめたんですよねー。

自分が MVP になる気があったかっていうと、まったくなくて。

だって、僕が知ってる MVP のスキルには全然至ってないって本当に思ってたんだもん。

 

そこから半年くらいねばったんですけど、まだ MVP の申請だしてないの?って色んな人に言われ続けて、出して落ちれば言われなくなるかなって思ったんですよね。

それで、だまって出すつもりでいて、その期の締め切り日にちょうどコミュニティの勉強会があったんですよ。

その勉強会で登壇していた、デプロイ王子(きたあずにちょくちょく来てもらってて仲良くしてもらってた)に、「そろそろ MVP ださないの?」って言われて、「今日懇親会おわって帰ったら、書いてだすっすよ」って言ったら、「そういうのはもっと前に言おうよ?」とか言われて、ちょっとアドバイスをもらったって感じでしたね。

でも、今だから言うけど、酔っててあんまアドバイス覚えてなかったw

Excel の入力で、月日をいれると年が自動補完されるけど、酔っててそこそこ間違ってた。

そして、締め切り時間は24時とかだった気がするけど、1時すぎてたw

 

と、グダグダな感じでしたが、1回で無事受賞となりました。

ぼくの見えないところで、色んな人がプッシュしてくれたんだろうなー。

ありがたや~♪

 

自分ではスキル的に足りてないって思ってたけど、受賞できたことは本当に嬉しかったですし、これからもっと頑張ろうって思ってこんなブログを書いてました。

書いたとおりにできたかは、知らんけどw

Microsoft MVP 受賞しました
Microsoft MVP を受賞しました。 カテゴリーは、Microsoft Azure です。 これからは、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。 ちなみに、MVP とは、Microsoft さんのアワードプログラムです。 MSの技...

 

MVP になってから

MVP での思い出はやっぱコミュニティだな〜。

MVP を卒業したからコミュニティに行っちゃいけないってことは当然なく、今後もコミュニティに関わっていければいいなって思ってます。

あとは、グロサミかな。

コミュニティ(きたあず)の運営

コミュニティの運営って、簡単にいうとイベント(勉強会)を作って開催するって感じです。

具体的には

事前作業としてこんな感じ

  1. イベントやろうって言い出す
  2. 日程を決める
  3. 会場を抑える
  4. 登壇者を見つけて登壇依頼をする(登壇してもらうまで調整する)
  5. タイムテーブルを作る
  6. 申し込みサイトを作る
  7. 告知をして参加者を集める
  8. アンケートの作成

当日作業としてこんな感じ

  1. 開場前の準備(椅子/机/電源/施設の注意事項の確認)
  2. 受付
  3. 勉強会の進行
  4. ハッシュタグをつけてセッションの内容をツイート
  5. おやつの買い出し
  6. 懇親会の会場探し
  7. 懇親会費の徴収
  8. アンケートの回収
  9. 会場のクロージング
  10. 懇親会
  11. 手伝ってくれそうな人を運営に勧誘
  12. スピーカーしてくれそうな人に LT の勧誘

事後作業

  1. アンケートの集計
  2. 懇親会費の整理
    これはちょっとやったらめんどくさくなって、割と懇親会費は赤字にして自費で不足分を足してた
  3. 勉強会の感想文のブログ投稿

この他に、

  1. コミュニティの広報(SNSとかサイトの更新とか)
  2. 他コミュニティに遊びに行って LT をして、参加者を増やしてた

これくらいかな。

当初は、スピーカーを探すのが一番きつかったな〜。

北海道の人でスピーカーやっていただける人もほぼいなかったし、JAZUG の人に声かけるのも、お金を持ってないコミュニティだったので、北海道に来るのも自費で来ていただいてたので頼みづらかったし。

それで、懇親会で北海道の美味しいものをと思っても、ちょっといいお値段になると北海道の参加者が着づらくなるし。

で、自分で話してスピーカーは 1 枠埋めて、もし当日天候不良とかで登壇者が来れなかった時用のネタもこっそりとなんとなく準備してたんですよね。

「色々やることあってめんどくさそうだけどなんでやるの?」って話なんですけど、

  • みんなが Azure を使い始めれば、当時在籍していた会社でも Azure の導入がしやすくなるって思ってた
  • お仕事で Azure を使い始めた時に、Azure を使えるエンジニアの目処をつけておきたかった
  • 北海道の地理的特徴(広い、食物自給率100%を超えてるなどコンテンツはある)を考えると、クイックにサービス展開をすることができるクラウドの利用は適していると思っていたので、Azure 以外でもいいからクラウドサービスをもっと一般化したかった。
  • インフラエンジニアが少なくて、開発者の方が多い(気がしているだけかも)から、PaaS のサービスはドンピシャだと思ってたので、普及したかった。

みたいな部分を真面目に思っていた部分もありますが、

Tech な会話をしたい人達がなんとなく集まれる場所を作っといて、ゆるっとみんなと話すのが楽しかった

ってのが一番だと思います。

あと、勉強会の準備や登壇資料を作るのでいつもいっぱいいっぱいだったけど、そのギリギリの中で頑張って懇親会まで終わらせた時の達成感みたいなのも、めちゃめちゃありましたね。

勉強会がスタートした瞬間に、「無事スタートできた〜」って 3 秒くらい達成感を感じて、すぐに当日のもやり切ろうって切り替えて、懇親会の 1 次会で参加者と解散で 2 回目のやりきり感がで、運営やってるみんなと 2 次会行って全部やりきって、そのまま 1 人で 3 次会にたまに行ってたなw

 

グロサミ

MVP をご存知の人は知ってると思うのですが、Microsoft MVP になると Microsoft MVP Global Summit ってのが年に 1 回あるんですよ。

世界中の MVP が MS 本社のあるレドモンドに集まって、製品チームから今後のロードマップを聞いてそれをフィードバックする感じなので、セッション内容などなどはすべて NDA により話せないんですけどね。

基本的に英語が苦手なので、海外に行きたいってあまり思ってなかったんですけど、グロサミは行って本当によかったと思います。

日本と海外の違いを体験できたし、海外の人がセッション中に自由に質問や意見をしてセッションが中断するのも面白かった。

今は、COVID-19 の影響により、グロサミもそのほかのグローバルイベントもオンラインになってしまったけど、もし、オフラインで海外のイベントが復活したら、1 度は行くことをオススメします。

グロサミを楽しんだ記事もあるのでこちらもどうぞ

Microsoft MVP Global Summit に参加したよ
こんにちは。 今年も、Microsoft MVP Global Summit に参加しました。 今年の開催期間は、3/17~3/22 で、今年は3/17に日本を出発し、3/25に日本に戻ってきました。 Agenda はこんな感じです。 Mi...

まとめ

書きたい事とか、思い出的なことを書き始めたら、全然まとまらなくて、こんなに長いの誰が読むんだよってボリュームになっちゃったw

でも、それくらい MS MVP は楽しい体験でした。

コミュニティをやっていた時は、本当に多くの方にサポートして頂いたと思います。

僕の知ってる範囲じゃなく、知らない部分でもきっとサポートしていただいてたと思いますので、サポートしてくれた全ての方に感謝です。

MS MVP を知らない方は、是非このサイトで検索してみて、興味のある分野の MVP の SNS をフォローしてください。

きっと、凄テクでくだらないことやってて面白い人もいると思いますし、すごく真摯に Tech と向き合って情報発信してる人もいると思います。

MVP Communities
Transform your passion and skills into globally recognized community leadership. Whether you're a student expert or tech...

MS MVP に興味のある人、もしくはなってみたい人は、是非、ユーザコミュニティで多くの人とコミュニケーションをしてください。

MVP とコミュニケーションをしてもいいと思いますし、MVP じゃない人ともコミュニケーションしてもいいと思います。

自分とは違った視点を持つ人も少なくないはずなので、自分自身の視野を広げると思います。

今はオンラインの勉強会が主軸なので、勉強会で学んだことや疑問を、そのコミュニティのハッシュタグをつけて Tweet するところから始めるのもいいと思います。

最初のうちは Output してもなかなか反応はないかもですが、Output することでいろんなレスが返ってきて、めちゃめちゃ強い Input になったりもします。

まずは、Microsoft Azure のコミュニティの JAZUG に参加するのがいいんじゃないかな?

JAZUG (Japan Azure User Group)
## ■ Japan Azure User Group とは? Japan Azure User Group (通称JAZUG) は、Microsoft Azureを学び、楽しみ、活かす、日本のユーザーグループです。 2010年8月26日に...

ってことで、僕は MVP を卒業したけど、現役の MVP の皆さんのより一層のご活躍を楽しみにしてま〜す♪

きっとすごく楽しいことを、今後もしてくれますよ♪

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