こんにちは。
日本時間の 2020/05/20 0:00 より、Microsoft Build 2020 が始まりました。
なんとなく、Build について書きたくなったので、だらだらと書いてみました。
ちなみに、この記事ではMicrosoft Build の雰囲気感を伝えようと思いますので、技術的なことは、ブチザッキや他の Microsoft MVP の方のブログなどをご覧ください。(と、すべてを丸投げするところから始めてみるw)
Microsoft Build とは
Microsoft のワールドワイドなカンファレンスは大きく以下の3つあります。
Microsoft Build は、その中の1つのワールドワイドなカンファレンスです。
- Microsoft Inspire
主に、パートナー企業向けのもので「MPN Partner of the Year Awards」の表彰式などもある。 - Microsoft Ignitge
主に、IT Pro向けの技術カンファレンスだけど、最近は Windows Server よりも、Windows Server から Microsoft Azure や Power Platform にMicrosoft のメインビジネスが変わっているので、開発系の技術セッションもそこそこあって、MS の会計年度の前半の大規模技術カンファレンスな感じがします。 - Microsoft Build
主に、開発者向けの技術カンファレンスだけど、MS Ignite と同様に IT Pro 向けな情報もでてくる。っていうか、開発者とか IT Pro って分け方がも時代に合わないんでしょうね~w
Microsoft Build は、いつもシアトルダウンタウンで開かれているのですが、今年は世界的に新型コロナウイルスの影響によりオンラインイベントとして開催されました。
オンライン開催は日本時間の5/20 0:00 ~ 5/21 24:00 までの期間で、タイムゾーンの違いを配慮して同じセッションが 2,3 回スケジュールされる感じで、48時間ずっとなんらかのセッションがある感じになりました。雰囲気的には 48 時間テレビを世界中で見ているみたいな感じですね。
ひとまず興味あるセッションを全部予定にいれたら、本当に48時間テレビみたいなことになったw
まっ、予定しても眠い時は寝ちゃうので全部消化はしてないけど。。。

それにしても、今年は、現地で参加する予定でレジストしてたので、すごく残念。。。(シアトルダウンタウンのイベントだから、ホテルもダウタウンで予約していたので夕ご飯とか楽しみだったんだけどな。。。)
ちなみに、シアトルいいところですよ。
Microsoft Build 2020 でのアナウンスなど
Microsoft Build 2020 でアナウンスされた(予定された)情報のまとめは、以下のページに公式でまとめられています。
また、Keynote の内容については、みなさんご存知ブチザッキをご確認ください。
感想とか興味ひかれたこと
この章では、Microsoft Build 2020 を見てのぼくの感想です。
ある意味、ポエムっすなw
セッションの進行
オフラインのイベントではないので、当たり前ですけど特定の会場じゃないんですよね。
なので、サティアがしゃべってるときもなんとなく録画かなって思いながら見ていたけどライブだったりとか、ゲストをいつもだと呼び込むところは、Teams で中継する感じで面白かったw

いつもだと長引いてどんどん押していくけど、今回はそこまでの遅れじゃなかったのが、また面白かったw
そして、ハンセルマンは自由過ぎたw

Teams すごいなーっておもった
キーノートの中でも、Teams使った音楽のセッションのシーンとかあったけど、ライムラグなくできたのかな~?マジすごいって思いました。

確かに、仕事をしていても、Teamsがなければ今仕事にならないなって感じるくらいよく使うツールで、まさのこの絵の通りの基盤となるアプリだなーって思います。

Teams + Power Apps + Power BI あたりを、簡単に使いこなせると、ちょっとかっこいいよなー。
もちろん、色んなデータもかき集めてくるってとこも大切だけどね。
App Service Static Web Apps
僕的には、このアナウンスが今回の Build の中では 1 番アツかったかな。
フロントの部分と、裏側のビジネスロジックは分けたいじゃん。
Web の前に、変なもんもわさわさ置くと、その運用もめんどいじゃん。
なので、Static Web の構成って結構好きなんですよ。
でも、Azure Blob ストレージは、IO がスケーラブルじゃないじゃん。
ってことを、解決してくれると信じてるよ。まじで。
それにしても、MVP の人達のブログ書く速度って早いよね~。
(って、ぼくも MVP ですが、おちゃらけ担当ってことで)
CosmosDB の Serverless
CosmosDB 試したいけど、PoC とかで使うのにはちょっとお値段が。。。。
ってことで、手を出せてなかったことに朗報です。
CosmosoDB にも サーバーレス料金モデルが来ることがアナウンスされたよ~ん。
これで、色んなデータをひとまずばちこんばちこんと CosmosDB にぶち込むための障壁が 1 つなくなったっすね♪
Azure Synapse Link for Azure Cosmos DB
CosmosDB にデータをばちこんばちこんと貯めたら、そのデータは分析したくなるのが人情ですよね♪
ってことで、CosmosDB のデータを Azure Synapse Analytics に入れたくなるわけですけど、そんな機能が来ちゃいました!
SE の雑記を読んでこの辺も勉強しよーっと♪
まとめ
ここ数年の MS の主軸になってたのって、Microsoft Azure だと思うんですよ。
ただ、今回の MS Build を通して感じたのは、Power Platform の製品の勢いですね。
何かエビデンスがあるわけでもなくて、自分の感想ですね。
ただ、これはすごく正しい成長だと思うんですよ。
サービスのプラットフォームとして Azure がある程度成熟してきて、クラウドのメリットであるフレキシブルなスケールを本当の意味で実現できた時に、沢山のデータが集まってくると思うし、それを手早くビジネスに活かすことを考えた時に、いちいちアプリ開発に時間をそがれるなんてビジネスの本質じゃないじゃないですか。
開発に、人も、時間も、お金もかかるし。
そうなってくると、Citizen developers が必要になってきて、Power Platform を利用するというシナリオが進むんだと思うんです。
ただ、それはある程度は汎用的な枠におさまってきて、特殊性を求められるものはこれからも Developers に割当たっていくんだろうなーって気がします。
つまり、今やってる開発はもうちょっとお値段が高いものばかりになっていくんじゃないかな?
(それを気にせず、値引き争いとか起きると、ちょっとクソい気もするけど)
ということで、個人的には今年の技術情報のカンファレンスというよりは、少し先の未来に向けて、とてもワクワクするカンファレンスでした。
各セッションは、以下のサイトから見れそうなので、まだ見てない人は是非キャッチアップしてください。
Keynoteとかだけでもいいと思うよ。
この犬型ロボットかわいい♪
