Tech Summit 2017 に参加しました。
イベント情報は下記です。
■Tech Summit 2017
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/techsummit/2017/
どんな感じのイベント?
9月に米国であった Ignite で出てきた情報を日本国内にリーチするためのイベントなんだと思います。
で、Ignite が主にインフラエンジニアをターゲットとしたイベントなので、Tech Summit もインフラエンジニアをターゲットにしているんだと思います。
で、実際に来ている方々は、多分ですが情報システムの人たちが多かったと思います。
なので、スーツ率は高めな印象でした。
(自分は短パン+パーカーというラフな恰好でしたが。。。。)
セッションは7つのルームで並行で進行し、初日は6コマ、Day2は8コマ行われたので、だいたい100セッション位ですね。
このほかに、Holoens の体験ブースがあったり、スポンサーの展示の Expo 会場がありました。
HoloLens 体験ブースは、実際に開発を行っている企業によるコンテンツの展示だったので、すごくよかったんじゃないかなー。
(予約制で、自分はいけなかったのですが。。。。)
あとはアテンディングパーティーもあって、とても楽しいイベントでした。
会場は恵比寿ガーデンプレイスの中にある、ウェスティンホテル東京です。
セッション感想
自分が見たセッションとその感想です。
- キーノート
この後のブレイクアウトセッションが楽しかったので忘れちゃいました。
キーワードはこの辺かな??
・モダンワークプレイス
・BigDataのリアルタイム分析
・Mixed Realoty(Hololens)
・多要素認証
・Docker + SQL Server on Linux
・CI/CD(Visual Studio Team Services)
・サーバーレス
・機械学習
・量子コンピュータ
- インフラ エンジニアにもできる企業の IT 改革~モダンなインフラを作ろう~
すごい極端に表現すると「クラウド時代になって HW が売れなくなって、インフラエンジニアっているの??」
ってところをテーマに、クラウドって言っても裏でサーバは必要だし、HW もあるし、
まだまだインフラエンジニアが頑張らないといけない領域ってあるんじゃないの??
ってセッションだと思います。
で、その通りだと思います。
自分はインフラエンジニアから PaaS を主に扱っているクラウドのアーキにジョブチェンジしましたけど、それは単にサービスを作って売る方に興味があったからであって、Azure Stack もとっても面白いと思ってますし、様々な領域でインフラエンジニアの活動できる領域はあると思います。
- 最新! Windows 10 Fall Creators Update 新機能とアプリケーション開発
ボリュームが多かったので、資料をはやく公開してほしいっす。
MR なアプリ開発にもっと触れないとなって思いました。
ちなみに、MS の定義している MR は、AR(拡張現実)からVR(仮想現実)のすべての範囲ということです。
- 今更聞けない “コンテナー” のキホン
スーツの方々が、熱心にノートにメモを取っているのがとっても印象的でした。
ノートに取っていたのは、他の人に"コンテナ"を説明するときのポイントだと信じていますが、一度は自分で手を動かしてくれてるといいっすね。
- 現場目線で Azure IaaS を解説!
お仕事で Azure のセミナーでよく話す範囲だったので、こういう説明をもっと入れた方がいいかなとか、すごく勉強になりました。
きっとこのセッションの資料と、「百戦錬磨の Azure アーキテクトが語る、Azure Virtual Machines 設計の勘所」のセッション資料を読んでおくと、Azure の IaaS を構成する際にかなり役立つと思います。
- マイクロサービスだけじゃない!コンテナー オーケストレーターとしての「Azure Service Fabric」
ちょこっとお仕事してまして途中から参加だったので、資料公開されましたら復習したいと思います。
ただ、Service Fablic + コンテナは最強の組み合わせだと思います。
- AI 時代を生き抜くためのビッグデータ基盤 ~リコーの実案件で見えた Azure Data Lake の勘所~
ビッグデータじゃなかったら色々やりようがあるのが、データ数が増えたときにそのデータ分析に困るんですよね。
そんなときに、Data Lake なんですね。
Data Lake Store は Power BI につながるので、そこで情報の可視化もできるって感じっすね。
- コンテナーなに使ってますか?Linux ですか?Windows も使ってもらっていいですか?
クロスプラットフォームとコンテナを動かす環境として IaaS/PaaS がテーマですね。
コンテナ + App Service(PaaS) の組み合わせは、かなりありですよね。
もちろん、Azure Container Instance がいけるとさらにいい感じがします。
この辺も時間作ってがっつり触りたいなぁー。
- エンドポイントを中心に考えるIoT セキュリティ対策とMicrosoft Azure 取り組み事例のご紹介
IoTのセキュリティという部分がとても面白いテーマだと思います。
ただセッション中にちょっとありまして、全然話が聞けなかったので資料が公開されたら、読んでみたいと思います。
「くらう道」あたりに、解説記事書いてあったりしないのかしら。。。
- 新しく生まれ変わった Azure Log Analytics と Azure Security Center による IT インフラの分析と保護
これも資料公開されたら復習したいセッションっす。
90%の企業がセキュリティインシデントが発生していて、一度侵入されると 48 時間くらいで、オンプレミスのActive Directory が乗っ取られて、検出するのに242日かかってるんだそうです。
- Azure Functions と Serverless - 概要と企業向け Tips
個人的には、Functions はとても便利だし、本質的ではない無駄なコネクションをきれいにするのにとってもいいですよね。
Logic Apps でピタゴラスイッチ的にやる世界観も好きなんですけど、コードが書ける Functions のメリットも活かしたいですよね
- IT 用語で語る! なぜ IT 屋の話は伝わらないのか ~エンジニアのためのコミュニケーション スキルアップ~
簡単に言うと、顧客対応する際に通信プロトコルを合わせられないエンジニアが多すぎるって話だと思います。
澤さんは、エンジニアと通信プロトコルをあわせるために、エンジニア用語で語ってくれたり、本題に入る前に、「1024」がきれいな数字がとか「8 / 0」でぞわぞわするかとかの話をしてくれてます。
で、多分、エンジニアと非エンジニアを比較すると、世の中には非エンジニアの方の方が圧倒的に多いと思います。きっと、プロトコルをあわせる練習をするために、色んな人とコミュニケーションをとるといいんでしょうねー。
合コンとかもありかもw
- IoT 戦国時代を生き抜くためにマイクロソフトの IoT ソリューションを活用しよう
ジニアスのデモセッションです。
ジニアスのセッションを見たのが、久々ですごい楽しかったのと同時にあの空気感がすごくなつかしかったっす。
有償イベントにこれない地方のエンジニアたちにも、見せてあげたいっすね。。。
(って、動画見ればいいじゃんってのはあるけど、あれは生で見た方がいいと思う)
その他の感想
今回のホテルも導線わるいっすねー。
エスカレーターでフロア移動しないといけないので、まぁー詰まりますよね。
でも、同じ時間にセッションが始まって、だいたい同じ時間に終わるから、導線悪いよ問題はもうあきらめるしかないのかな。。。
ただ、恵比寿ガーデンプレイス内だったので、割と近くで食べることもできたので、これは個人的によかった。
それにしても、イルミネーション綺麗っすね。
まとめ
総じて楽しかったです。来年も是非開催して頂きたいです。
欲を言うと、開催時期がConnect()の後の方がいいなぁーとか、Lv500で90分の参加者をぶっちぎるようなセッションがあったらいいなとか思いました。
あと、Tech Summit の終了後に、同じ会場でやっていた MAS研に遊びに行ったら、じゃんけん大会で勝ってしまい、Azure の新アイコンいりのウィンドウブレーカーを頂きました。