自宅の PC に Windows Server 2016 TP 5 をインストールしてみました。
前回の記事では、Microsoft Azure の上にインストールしたので、せっかくなのでAzure ではできないことをって何があるかな?って思いまして、Hyper-V サーバをインストールすることにしました。
インストール手順は、基本的には Windows Server 2012 / 2012 R2 とそんなに変わりませんけどね。
OS のインストール
インストールした ISO イメージは、MSDN から DL しました。
MSDN のサブスクリプションをお持ちでない方は、以下の URL から DLできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-server-technical-preview
ISO イメージは 5GB を超えていますので DVD (4.7GB) だと入りません。
USB メモリを使用する場合は、install.wim が 4GB を超えているので、ファイルシステムは NTFS とする必要がありますが、UEFI ブートとなっている場合、インストール媒体が NTFS だと動作できなかったりします。
2 層式の DVD 使っちゃうのが一番手っ取り早いかもですね。
メディアさえできちゃえば、OS のインストールで悩むとしたら、インストールするエディションくらいかな。。
Desktop Experience はGUI がありで、ついてないのは ServerCore です。
Standard と Datacenter のエディションの違いは、下記のリンクの情報を見てください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/products-Windows-Server-2016-Purchasing.aspx
システム要件等は、以下の URL を見てください。
■システム要件
https://technet.microsoft.com/library/mt126134(v=ws.12).aspx
■リリースノート
https://technet.microsoft.com/library/dn765470.aspx
インストール完了後は、Windows Update をしましょう。
Hyper-V のインストール
サーバーマネージャーからインストールします。
インストール手順は、Windows Server 2012 R2 と変わらないので割愛します。
ただ、インストール要件として CPU が SLAC 対応していることが必要となります。
SLAC 対応していない CPU ですと、下記のようなエラーがでます。
Hyper-V の機能的な変更は、下記をご覧ください。
https://technet.microsoft.com/library/dn765472(v=ws.12).aspx
Hyper-V のインストール後のおまけ
Hyper-V でゲストマシンをぼこぼこ立てていくと、ディスクってあっという間になくなっちゃいます。
ですので、自分の検証環境ではディスクの節約のために、VHD の容量可変ディスクを作成し、容量可変ディスクを記憶域プールに割り当てデータ重複除去機能を有効にしています。
これらは、Windows Server 2012 R2 のときから使用しています。
ただ、Hyper-V ホストでのデータ重複除去は、MS のドキュメントでは向かないってことになってますね。。。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831700.aspx
ちなみに、下記は、自分の環境の重複除去を有効にしたディスクです。
実際には、1TB のディスクで空きは 100GB くらいしかありませんが、2TB を割り当ててます。
このドライブには、Windows Server 2016 TP5 の仮想マシンの VHD を 4 個おいていますが、21 GB 程度しか使われていません。
ゲストマシンの作成
ゲストマシンは、通常のHyper-V と同様に作成できます。
だけど、どうせなら、Hyper-V on Hyper-V とかにしてみたいですよね。
Hyper-V on Hyper-V を駆使すれば、1 台の物理マシンの中で、2 台の Hyper-V ホストを稼働できるようになって、Hyper-V のクラスタ構成とか試せちゃいそうですよねー。
その辺は、また後日。。
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