今更感もありますが、Microsoft Azure の Cloud Services のネタです。
Cloud Services って何って方もいらっしゃると思いますが。。。。これです。クラシックしかないです。
Cloud Services で仮想ネットワークにつなげたくて、ある人に相談したんですよねー。
そしたら、「つながるぞ!!」とあっさりと答えが返ってきて、下記のURLを教えて頂きました。
https://alexandrebrisebois.wordpress.com/2015/02/15/deploying-a-cloud-services-to-a-virtual-network-vnet-on-azure/
設定の概要
設定方法は、以下の2手順です。
- クラシックポータルおよび Azure Powershell で仮想ネットワーク(クラシック)を作成する。
- クラウドサービスの .cscfg に接続する仮想ネットワークの設定を行う。
仮想ネットワークは、クラシックでないと、デプロイしたときに使えないリソースだって怒られます。
仮想ネットワークの設定
仮想ネットワークを作ってサブネットを作るだけです。
作成した後の構成をペタリ
クラウドサービスの構成ファイルの設定
今回は、以下のページからダウンロードできるサンプルコードをもとに検証しました。
クラウドサービスが動くところまで書いてありますので、こちらの参考にしてください。
ただのチュートリアルですけどね。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-services/cloud-services-dotnet-get-started
で、仮想ネットワークを構成するためには、cloud.cscfg を以下のように編集しました。
赤枠のところを追加した感じです。
<NetworkConfiguration> <VirtualNetworkSite name="AzureVNet" /> <AddressAssignments> <InstanceAddress roleName="ContosoAdsWeb"> <Subnets> <Subnet name="MiddleTier" /> </Subnets> </InstanceAddress> </AddressAssignments> </NetworkConfiguration>
あとはデプロイするだけです。
片方しか仮想ネットワークにぶら下げてないので、こんな感じになります。
ぶら下げてない方は、サブネットなしになっちゃいました。
まとめ
クラウドサービスでも、仮想ネットワークに接続できました。
なんか、ちょっと色々できそうで面白い予感はします。
試していませんが、「Azure でホストされているカスタム AD ドメイン コントローラーへの Azure Cloud Services ロールの接続」というチュートリアルもありました。
利用できるのが、仮想ネットワークのクラシックだけじゃなくて、ポータルから使えるのもOKだと、もっといいんだけどなぁー。
それと、
クラウドサービスの構成ファイルについての情報は、以下のドキュメントを見るといいかもです。
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ee758710.aspx
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