このサイトを Application Insights で監視してみた

Azure

このサイトを、Application Insights で監視してます。

今回は、こんなことできるよー程度の緩めの内容です。

 

Application Insights とは

Application Insights は、ざっくりいうと、Web アプリのパフォーマンス監視の機能です。

クラウドのサービスで監視ができるので、オンプレミスの時のように監視のサービスが稼働していることを監視するってことがいらなくなるのが、一番のメリットかな。

ただ、オンプレミスの時のような監視とは、ちょっと発想を変えた方がなじみやすいんじゃないかなって思います。

 

まぁー、その辺は色々試しながら感じていくのがいいじゃないかなーって思います。

 

ちなみに、ドキュメントサイトはこちら
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/application-insights/app-insights-overview

 

どんな感じで監視できるの?

OrverView をみるとこんな感じで、メトリックスが確認できます。
Wordpress を早く動かす努力はあまりしてないので、Response Time はあまり気にしていませんが、
FAILED REQUESTS が立ってないからいいのかなー位しか思ってませんw

 

Availability

Availability は、Application Insights で設定できる可用性テストのことですね。
文字通り、運用状態をチェックする仕組みです。

100% なので、エラーなしってことですね。

こんな感じで、US の5箇所のリージョンからトップページのURLに対して、定期的に動作確認をして、HTTP レスポンスが200が返ればOKっていうことだけ確認しています。

まぁー、エラーが出たところで、エラーが出続けなければ多分放置しておくと思いますね。

 

ちなみ、色々デモで作ってリンク張ったけど、もうサービスを削除しちゃってリンク切れが多数あるこのサイトでは、dependent request を OFF にしています。

 

Application Map

Application Map は、どこのコンポーネントで問題が起きているかというのが、視覚的に確認することができる機能です。
ただ、Wordpressの監視をしても、ちょっとつまらないです。
(まぁー、自分でなんか書いたわけじゃないですしねー。)

ちゃんとSDK つかって、色々ゴリゴリやってればまた違うんのですが、基本的にほとんど手を入れてないWordPressだとこんなもんくらいしか見れないです。
Azure Database for MySQL のところも何もしないでも見れるといいんですけどねー。

 

Browser

クライアント側でのブラウザでの画面表示についてメトリックスをとることができます。
あわせて、接続クライアントの分析も行うことができます。

クライアント側でのメトリックス収集には、下記の赤枠のコードを追加してあげる必要があります。
(でも、コピペだけ)

 

そうすると、こんな感じで、レスポンスタイムやクライアントの情報が取れます。
ちなみに、クライアント情報のクライアントIPは、今は、すべて「0.0.0.0」が設定されます。
これは、2018/05/25 に施行される GDPR 対応のためです。
クライアントのIPを取得したい場合は、WOrdPressのプラグインなどで対応した方がいいです。
(ただ、そうなるとGDPRに対応したデータの取り扱いが求められるのかしら。。。)

 

その他

サーバサイドのメトリックスもとれますし、サーバのパフォーマンス情報(Process time などのパフォーマンスカウンターと思っていただくとちょうどいい)も撮ることができます。

が、今回は面白いデータが全くとれなかったので、またの機会にしたいと思います。

 

 

 Viewer

ぶっちゃけ、Azure のポータルを開いてそれぞれの Application Insights を開いて管理するのってめんどくさいですよね。

という部分に対しては、Application Insights は、 VSTS とも統合されていますし、OMS とも接続することができます。

その辺も、今回のデータだと面白くないので他の機会で紹介したいと思います。

 

 

まとめ

今回のこのブログを監視の設定というのは、ほとんどしていません。

Application Insights の有効化も、このサイトのWordPress を Web Apps のテンプレートでインストールするときに、APplication Insights を有効にするのチェックをつけただけです。

その後、クライアントのメトリックスを取得するために、WordPressのテンプレートにメトリックス取得用のJSのコードを貼り付けたのと、可用性テストの設定をデフォでしただけです。

機能としては、色々のメトリックス塔が取れるてことだけを伝えられればいいかなーって思ってまして、それよりも、SLA 付きの監視サービスがとても手軽に使えるという部分に着目して頂きたいです。

ってなると、価格が気になりますよね。

価格は、Application Insights の価格表をご覧ください。

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