Azure Stroage Archive を試してみた

Azure

新年一発目の Tech ネタはあんまり Techなネタじゃないですが。。。
Preview のアナウンスの時に試した Azure Stroage の Archive が GA後の価格がアナウンスされたので、一度書いておこうかなって思いました。

 

Azure Stroage Archive とは

Azure Stroage の Blob Stroage で、Hot と Cool の2階層のストレージが誕生しました。
Hot は、頻繁に読み書きがあるファイルに対するもので、Cool は読み書きの頻度が少ないけどそこそこアクセスがあるファイルという位置づけです。

すみ分け的には、Hot がなうなデータで、Cool が履歴データ位なイメージでいいかもしれません。

それで、Archive が今回誕生したのですが、これは証跡ログくらいアクセス頻度が少ないものをイメージするといいと思います。
(証跡ログを使うことになるときは、それなりに大事件が起きたときですよね。)

ちなみに、Hot / Cool / Archive は、Blob Stroage と、Stroage V2(General purpose v2) の2つで利用でき、Stroage V1(General purpose v1)では利用することができません。

また、Archive は、利用できるリージョンは限られているので、この辺は、Azure のリージョン別のサービスをご確認ください。

 

Azure Stroage の価格

Hot / Cool / Archive 別の価格についてです。

詳しいことは以下のサイトを見て頂くといいと思いますが、Archive については、2018年1月いっぱいはプレビューの価格、2018年2月以降はGA価格となることがアナウンスされています。

■Archive がプレビュー時の価格(2018年1月いっぱいまで)
https://azure.microsoft.com/en-us/pricing/details/storage/blobs/

■Archive が GA後の価格(2018年2月から)
https://azure.microsoft.com/en-us/pricing/details/storage/blobs/archive-ga/

preview で 0.21円/GB で、GA 後も 0.41円/GB なので、GA 後でも 1TB 保存しても420円かからないくらいです。
安いですね。

その代わり、書き込み時の料金は、Cool の 2倍ですね(LRSなら一緒ですが)。
やはり、頻繁に読み書きがあるファイルには向かないですね。

 

Archive の使い方

一度Stroage アカウントに保存したファイルを、Archive に変更するような流れで使えます。
現時点では、ポータルと SDK での変更が可能ということです。

詳しいことは、以下のドキュメントが参考になります。
Announcing the public preview of Azure Archive Blob Storage and Blob-Level Tiering

ポータルから変更してみましたので、以下の画像も参考にしてください。

 

まとめ

ストレージの階層化が行われて利用用途に応じてコストを変更できるのはとてもいいことだと思います。
ただ、変更をポータルと SDK の 2 種類なのはどうなんだろう。

Azure powerShell と CLI を使いたいシーンって絶対に出てくると思うんですよね。

あと、料金はもうちょっと安いと使いやすいのかなって思います。

今後改善されて行くことを期待したいですね。

 

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